戦場のような日々
家の2階からヘリを望む
シミのような黒い点となってるのがヘリです |
サミット開催のおかげで、半年前から名護の街は厳重な警備体制でした。
街のあちこちに警官が長い棍棒を持ってパトロールし、海には巡視艇が停泊していて、
幹線道路、特にサミット会場の万国津梁(ばんこくしんりょう)館の警備はすごいものでした。
で、1週間くらい前になるとその警備の範囲はうちらの家のすぐそばまできました。
私ら家は、国際メディアセンターのすぐ近く歩いて5分ぐらいの場所です。
そのときの、みんなとの会話。
私「はっさ、巡査たーやーのめー(家の前)まで棒持ってたってるってばー」
おじさん「海も巡視艇たくさん止まってるし、でーじなってるよなー(大変になってるよねー)」
私「ブセナの近く、昨日行ったんだけど検問がすごいし、巡査の数すごかったよー」
おじー「なー、サミットないねー歩け運動もいからんさー」
(もー、サミットなったら歩け運動行かれないさー)
おばー「やんどぉー、なーいからんどぉー、じゅんに戦れーる、戦はじまいんばー?」
(そうだよー、もういかれないよ、本当に戦みたいだよねー、戦が始まるのか?)
おじー「戦やんどぉー(戦だよ)」
おじーとおばーにとって、海には巡視艇、空にはヘリ、陸には警官とそろえば
戦争になってしまうらしい。(^_^;)
でも、ざわざわと忙しくなることをよく沖縄の人は「戦れーる」とたとえますが
それって、戦争のときもこんな感じでいたからなのか、たとえ方が面白いですよね。
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たんかんの次回の収穫は